シェルコードバンができるまで#4 – curing
ホーウィン社のシェルコードバンの製造工程、4つ目の工程「curing」について調べてみました。
- シェルコードバンができるまで#1 – The tanning process
- シェルコードバンができるまで#2 – Hot stuffing
- シェルコードバンができるまで#3 – Drying
- シェルコードバンができるまで#4 – curing
- シェルコードバンができるまで#5 – Shaving
- シェルコードバンができるまで#6 – 染色
- シェルコードバンができるまで#7 – グレージング
「Curing」
curingとは、革を手でブラッシングしてコンディショニングする工程。
cureには熟成させる、硬化するという意味があります。
「curing」とは、ブラッシング・コンディショニングするプロセス
乾燥したばかりの革は、乾燥して「curing」した革の前にあります。
「curing」とは、手作業で革をブラッシングしてコンディショニングするプロセスです。
「oiling」後、前面の明るい色の革は90日間ねかし、右側のように暗くなります。
(手前)「oiling」と「Curing」する前のシェルコードバン
(後方)「Curing」中のシェルコードバン
90日間ねかし、革は色濃く変化する
「smear」中のシェルコードバン。smear:塗りつける、よごす、汚す、傷つける
社内で混合したオイルブレンドを使用して、革にオイルと「curry」を施します。
その後、革は90日間ねかせられます。
硬化時間が長いため、オイルがシェル自体に均一に付着し、その後、削りの作業工程をすることができます。
この最後の削りの作業により、5か月半準備していたシェル層が完全に露出します。
これらがシェルコードバンが貝殻のように見えることはわかります、各山には日付が付けられており、90日間のねかしが完了すると、次のステップの準備が整います。
染色とグレージング加工の前に90日間積み重ねてねかせられます。
「curing」した後のブラッシング
「curing」した後、シェルコードバンを積み上げます。
これは、適切なオイルのブレンドが含まれた革を手でブラッシングするプロセスです。
革は90日間ここで硬化・熟成し、シェルコードバンにオイルが均一に浸透ていきます。
「curing」後、革は水に浸され、次に削られてシェル層が完全に露出します。
今はまだ、シェル層は皮の下の層の中に残っています。
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