【SSH】 「PermitRootLogin no」 が効かない

2022年6月9日

rootでsshログインできないようにするときに「sshd_config」に「PermitRootLogin no」と書くということが今までのopenSSHのコンフィグの書き方でしたが、

openSSH7.0から「PermitRootLogin no」ではなく、「PermitRootLogin prohibit-password」と記述するようになった。

openSSH7.0からは「etc/ssh/sshd_config」に「PermitRootLogin prohibit-password」と書くことで、

rootで公開鍵認証か、ホストベース、GSSAPIによる認証のみが有効なる。

SSHの設定手順

openSSH6.9まで

# vi /etc/ssh/sshd_config

「PermitRootLogin no」を挿入して保存

#LoginGraceTime 2m
PermitRootLogin no
#StrictModes yes
#MaxAuthTries 6
#MaxSessions 10

この場合rootでのSSHログイン不可

openSSH7.0から

「PermitRootLogin prohibit-password」のコメントを外し、公開鍵のみ認証するように変更

#LoginGraceTime 2m
PermitRootLogin prohibit-password
#StrictModes yes
#MaxAuthTries 6
#MaxSessions 10

この場合、rootでは鍵認証ベースのログインのみ有効

参考サイト

SSH:rootでログインする場合: 個人的健忘録 from 2013

「OpenSSH 7.0」がリリース、PermitRootLogin設定の変更などセキュリティ強化が行われる

SSH接続でrootログインを無効化して新しいユーザーでログインする方法(あんま良くないけど既存の公開鍵を流用する場合) – Qiita

VPSCentOS9,SSH

Posted by sei